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2013年9月 1日

夫婦に関することわざ -

「ことわざ」は古くから日本に伝わっている言葉で、ことわざを見れば当時と現代の価値観の違いも見えてくるのではないでしょうか。

 

今日は「夫婦にかんすることわざ」を紹介します。

 

悪妻は百年の不作

悪い妻をもらったら不作が100年続くように苦労するという意味です。

これは今でも通用しそうなことわざです。

 

縁の切れ目は子で繋ぐ

夫婦仲が冷めても子供がいれば関係を繋ぎ止めることができるという意味です。

 

女房は台所から貰え

妻をめとる際は自分の家柄を鼻にかけることなく、家計をうまくやりくりできる女を選べという意味です。

 

雌鶏歌えば家滅ぶ

妻がやかましく口出しするようになったら、夫の権威が落ちて家庭は崩壊するという意味です。

現代では妻が強い方が家庭は安泰という考え方も強いですね。


2013年8月 6日

「夏」が含まれることわざ -

夏休みにも入り、暑さも本格的になってきました。

夏といえば、花火、スイカ、かき氷、海など楽しみなことがたくさんあります。

 

そして「夏」という言葉が使われていることわざも多くあります。

 

夏歌う者は冬泣く

夏(=働けるとき)に働かない者は冬に寒さと飢えで泣くということです。

「アリとキリギリス」の話を思い出します。

 

夏は日向を行け冬は日陰を行け

夏の日差しは刺すようにジリジリとして厳しく、冬の日陰は日の光が差し込むことがなく寒い。

そんな厳しい道をあえて行き、自分を鍛えなさいという意味です。

 

夏の虫氷を笑う

夏の虫というのは命が短く四季のあることなど知らず、氷というものがあると聞いても笑って相手にしない。

このことから「見聞の狭い」ことを表します。

 

貰う物は夏も小袖

小袖とは寒さを防ぐ物で絹地の服の間に綿が入っています。

もらえるものなら何でももらう、とても欲深いという意味です。


2013年7月10日

恋愛に関する日本のことわざ -

「高嶺の花」や「一目惚れ」など日本には昔から恋愛にまつわることわざが多くあります。 昔の人は男女の関係をよく観察しており、現代でも通じることわざも多くあります。

今日はそんな恋愛に関することわざを紹介します。

一押し二金三男
女性の愛を得るために必要なものを大切な順に挙げています。 一に押しが強く、二に金持ちで、三に男前であること。 昔も今も、コミュニケーション能力が高い方が有利なんですかね。

思う仲に公事さすな
いくら仲の良い男女でも、もめ事が起きた際、裁判に持ち込めば解決が難しくなるということ。 よく「泥沼離婚裁判」って聞きますしね。

煎り豆と小娘は傍にあると手が出る
煎り豆=傍にあるとつい手が出てしまい、食べるのをやめられない それと同様に、若い娘が傍にいるとつい手を出して誘惑したくなる様を表している。 「若い娘」が魅力的なのはいつの時代も変わらないのですね。

縁の目には霧が降る
縁があって結ばれたと思っていると、相手の欠点が見えなくなり、その上すべてが美化されるという意味。 思春期の恋愛によくありそうですね。