融資とファクタリングの違い

会社の資金調達方法として真っ先に思い浮かぶのはメインバンクからの事業融資だともいますが、企業の財政にかかわる部署にいた方や、商売をやられたことがある方はその困難さを良くご存じだと思います。

まず担当者と銀行を納得させられる根拠のある事業計画がある事が重要ですが、会社の信用度や取引の規模、年数によっては通る審査も通らないという事が多々あり、すべての条件が良くても今度は金融情勢的な面で当てにできない事もあります。

ビジネスの成功はここ一番での決断力とスピードと言いますが、それらの事を決めるのに最も重要な資金がなかなか融資としておりないのですからのほほんと待っていてはチャンスを逃してしまいます。

そんなときに条件の悪いビジネスローンやノンバンクに走るのは最も避けるべきことで、その状況で最も賢明なのはファクタリンクという方法でしょう。

ファクタリングは売掛金や在庫を即日資金化する事が出来る方法ですが、医療や介護系の場合は介護報酬や医療報酬がありますから、それを前借できるという面では特におすすめです。

もちろん買取り内容によって条件が変わりますし、手数料もかかりますが、なにより資金化したお金は借金では無く売り上げとなり、ビジネスのバランスシートを健全に保つことができるという面で融資とは真逆の性質を持っているのです。

投稿日:2018年5月10日