オゾンの効果

会社の食堂にオゾン発生器を導入する話がやっと通ったのですが、この話けっこう紆余曲折がありました。

一般的にオゾンと言われても「マイナスイオンの仲間?」みたいな雰囲気だと思うのですが、うちの上司もそんな感じで、装置からなにかが噴き出すことによって殺菌できたり消臭できたりという原理が理解できないので却下という感じだったのです。

そこでメーカーの資料を取り寄せてオゾンの殺菌効果や脱臭効果の原理を説明したり、欧米では広い範囲の殺菌や消臭にオゾンを使うのはポピュラーだという事なども説明してようやく厨房と食堂内をカバーできる規模の装置を発注する事が出来たのです。

でも私がなんでそんな社員食堂の衛生管理に注力をと思うでしょうが、実はうちの食堂は女子社員の間で「なんか臭う」と結構前から言われていたのです。

社屋が古いという事もありますが、バブル全盛期に数百人が利用していた広めのスペースで現在はその半分、食堂の人員は半分以下で要するに広すぎて管理が追い付いていないんです。

月に一度は業者さんが食堂内の清掃に入りますが、普段は厨房を清潔に保つので精いっぱいで100席以上の食事スペースを常時ピカピカというわけにはいかず、なーんか生活臭?がしていたという感じ。

そこで、いろいろ調べてスペースの広さとランニングコストの面で最も最適だと思ったのがオゾン発生器だったという事です。

投稿日:2018年2月10日