夏休みにも入り、暑さも本格的になってきました。
夏といえば、花火、スイカ、かき氷、海など楽しみなことがたくさんあります。
そして「夏」という言葉が使われていることわざも多くあります。
夏歌う者は冬泣く
夏(=働けるとき)に働かない者は冬に寒さと飢えで泣くということです。
「アリとキリギリス」の話を思い出します。
夏は日向を行け冬は日陰を行け
夏の日差しは刺すようにジリジリとして厳しく、冬の日陰は日の光が差し込むことがなく寒い。
そんな厳しい道をあえて行き、自分を鍛えなさいという意味です。
夏の虫氷を笑う
夏の虫というのは命が短く四季のあることなど知らず、氷というものがあると聞いても笑って相手にしない。
このことから「見聞の狭い」ことを表します。
貰う物は夏も小袖
小袖とは寒さを防ぐ物で絹地の服の間に綿が入っています。
もらえるものなら何でももらう、とても欲深いという意味です。