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2013年11月28日

キルケゴールの名言 -

キルケゴールはデンマークの哲学者、思想家で実存主義の創始者と呼ばれています。
彼の著書「死にたる病」はとても有名ですが、その他にも多くの名著を書き上げています。

今日はキルケゴールの名言を紹介します。

人間とは奇妙な奴だ!自分が持っている自由は決して使わないのに、いつも自分の持っていない自由を望む

他の人の持っている物の方が良く見えますからね。

青年は希望の幻影を持ち、老人は想起の幻影を持っている

生きる力を強く持ち続ければ、老人になっても希望の幻影を持てると思います。

結婚したまえ、君は後悔するだろう。結婚しないでいたまえ、君は後悔するだろう

しても、しなくても後悔はする。
どちらも同じ結果が待っているのだとしたら、自分で道を選んで結果に至るまでの過程を大事にしたいものです。

自分の肉体の欠陥や奇形をむき出しにして同情を呼ぼうとする乞食と同じように、
自分のくだけた心の状態をさらけ出して人目を惹こうとする作家がある

某入水さんもそうでしたね。
某入水さんの「如是我聞」なんかは狂気を感じるほど心をさらけ出していて好きですけどね。


2013年7月25日

スピノザの名言 -

17世紀、オランダにスピノザという哲学者であり神学者がいました。

彼の「神即(すなわち)自然」という考えは、後の哲学者に大きな影響を与えました。

 

今日はスピノザの名言を紹介します。

 

高慢は、人間が自己を他の人々より優れていると思う謬見から生ずる喜びである

自分が他人よりも優れていると思い込んでいることも、それによって喜びが生じるということも愚かなことですね。

 

肉的愛、言いかえれば外的美から生ずる生殖欲、また一般的には精神の自由以外の他の原因を持つすべての愛は容易に憎しみに移行する

その人の精神を愛するということは、多少なりともその人の精神を理解し信じるということなので、憎しみに移行することはあまりないのでしょう。

 

平和とは、闘いのないことではなく、それは魂の力より生まれる美徳である

「闘いのない状態=平和」ということではなく、真の平和とはお互いに思いやりを持ち助け合えるような社会のことではないでしょうか。