スピノザの名言

17世紀、オランダにスピノザという哲学者であり神学者がいました。

彼の「神即(すなわち)自然」という考えは、後の哲学者に大きな影響を与えました。

 

今日はスピノザの名言を紹介します。

 

高慢は、人間が自己を他の人々より優れていると思う謬見から生ずる喜びである

自分が他人よりも優れていると思い込んでいることも、それによって喜びが生じるということも愚かなことですね。

 

肉的愛、言いかえれば外的美から生ずる生殖欲、また一般的には精神の自由以外の他の原因を持つすべての愛は容易に憎しみに移行する

その人の精神を愛するということは、多少なりともその人の精神を理解し信じるということなので、憎しみに移行することはあまりないのでしょう。

 

平和とは、闘いのないことではなく、それは魂の力より生まれる美徳である

「闘いのない状態=平和」ということではなく、真の平和とはお互いに思いやりを持ち助け合えるような社会のことではないでしょうか。


投稿日:2013年7月25日