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2014年7月 4日

DTPの仕事 -

デザイナーとしてDTPの仕事について8年になります。かつては建設系の企業で営業職に就いていたので、いつか自分がこのようなクリエイティブな業界に身をおく事になるととは思いもしませんでした。現在は、インハウスのデザイナーとして出版社で広告物デザインや記事の組版、ウェブコンテンツの制作などを行っています。仕事を変えることになった転機は、Adobe社のillustratorとPhotoshopとの出会いがあったからです。

建設会社では、設計士が起こした建築物の図面を持って、施主との打ち合わせに向かうのですが、ある時、図面の他に外観のパースや看板などのデザインも提案することになりました。そのとき、外部のデザイナーさんに依頼をして作成していただいたのですが、それまでCADしか知らなかった私にとって、とても美しく仕上げられた看板のデザインや内装。外観のイメージ図は目を見張るものがありました。それは当時の3DCADで起こしたものよりもずっとカッコ良かったのです。

同席していただいたデザイナーさんに聞いたのは、Adobe社のillustratorとPhotoshopで作成したということでした。早速本屋で調べ、それが想像以上に多機能であること、印刷物を作成するときのスタンダードなソフトウェアであることなどを知りました。

よく確認したところ、誰も使っていなかったのですが、会社にインストール済みのパソコンがあり、その日から私は仕事の合間を縫って、本をみながらいじり始めたのです。それは、デザインという仕事との出会いの瞬間でした。

あれから、紆余曲折を経て、縁あって今の仕事に転職。

illustratorも、Photoshopも当時からかなりバージョンが進みましたが、もっとも進化が激しいPhotoshopは講座に通い、新しい技術を身に着けています。

毎日私の手となり足となり、最高の文房具として、今日もデザインを生み出す手助けをしてくれています。