早朝の冷え込みが厳しくなってきて、冬が一歩一歩近づいてきています。
雪の深い地方に住んでいると、雪の重みで木がやられないように雪囲いをしたりなど冬支度が忙しくなってきます。
今日は雪に関することわざを紹介します。
我が物と思えば軽し笠の雪 |
笠に雪が積もっても、自分のものだと思えば重く感じない。
辛いことがあっても、自分のためだと思えば気にならないことを意味します。
雪は豊年の瑞 |
稲作には大量の水が必要で、雪が多く降った年は水不足になる心配がないという意味です。
雪仏の水遊び |
雪仏(雪だるまの古称)は水に入ると溶けてしまうことから、自ら身を滅ぼすことの例え。
冬の雪売り |
品物をありあまるほど持っていても、買い手がいないことを意味します。
柳に雪折れなし |
しなやかな柳の枝はいくら雪が積もっても折れません。
一方、硬い木の枝に雪が積もると折れてしまいます。
このことから、柔軟なものの方が耐える力が強いことを意味するようになりました。